2026年4月25日

「最近なんとなく体調が悪い」「気分が落ち込む日が続いている」
このような症状があっても、「心療内科に行くべきか分からない」と悩まれる方は少なくありません。
心療内科や精神科は、まだ受診のハードルが高く感じられがちですが、実際には多くの方が日常的な不調の相談で受診されています。
この記事では、心療内科と精神科の違い、受診の目安、初診の流れについてわかりやすくご説明いたします。
♡心療内科と精神科の違い
心療内科と精神科は似ているようで、対象とする症状に少し違いがあります。
心療内科は、主にストレスなど心理的な要因によって生じる身体症状を扱います。
例えば、胃痛、頭痛、動悸、めまい、過敏性腸症候群などが代表的です。
一方、精神科はこころの症状を中心に診療します。
気分の落ち込み、不安、意欲の低下、不眠、集中力の低下などが主な対象となります。
ただし実際には、こころと身体は密接に関係しているため、両者の領域は重なることも多く、明確に分けられないケースも少なくありません。
どちらを受診すべきか迷う場合でも、まずはご相談いただくことが大切です。
♡受診の目安
次のような状態が続いている場合は、一度受診をご検討ください。
・不眠や中途覚醒が続いている
・気分の落ち込みや不安感が2週間以上続く
・食欲がない、または過食傾向がある
・動悸や息苦しさなど身体症状が続いている
・仕事や学校、家事に支障が出ている
「もう少し様子を見よう」と無理を続けてしまう方も多いですが、早めに相談することで症状の悪化を防ぐことができます。
軽い不調の段階での受診も決して珍しいことではありません。
♡初診の流れ
当院では、初めての方にも安心して受診していただけるよう、以下の流れで診療を行っております。
① ご予約
お電話またはWEB予約にてご予約いただきます。
② 問診
現在の症状やこれまでの経過、生活状況などについてご記入いただきます。
③ 診察
医師が丁寧にお話を伺い、症状やお困りごとを整理いたします。
④ 治療方針のご提案
必要に応じて、お薬による治療や生活習慣の見直し、カウンセリングなどをご提案いたします。
ご本人のご希望を尊重しながら、一緒に治療方針を考えていきます。
♡まとめ
こころや身体の不調は、誰にでも起こりうるものです。
「この程度で受診していいのだろうか」と悩まずに、少しでも気になる症状があればお気軽にご相談ください。
当院では、こころと身体の両面から、無理のない形での治療をご提案しております。
ひとりで抱え込まず、安心してご相談いただければと思います。
執筆・監修:藤田 朋大(医師/精神科・心療内科)
TOMOぬくもりメンタルクリニック院長
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