2026年8月23日

AGA(男性型脱毛症)の治療薬として代表的なのが、フィナステリドとデュタステリドです。
どちらも「抜け毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑える薬」ですが、作用の仕組みや効果の強さに違いがあります。
この記事では、フィナステリドとデュタステリドの違いについて、わかりやすく解説します。
フィナステリドとデュタステリドの共通点
AGAでは、男性ホルモンのテストステロンが「5α還元酵素」という酵素によって、**DHT(ジヒドロテストステロン)**に変換されます。
このDHTが毛根に作用することで、髪の毛の成長期が短くなり、髪が細く短くなっていきます。
フィナステリドとデュタステリドは、どちらもこのDHTの産生を抑えることで、AGAの進行を抑制する薬です。
もっとも大きな違いは「抑える酵素の種類」
5α還元酵素には、主にⅠ型とⅡ型があります。
フィナステリド
フィナステリドは、主にⅡ型の5α還元酵素を阻害します。
AGAの進行を抑え、抜け毛を減らすことを目的とした、代表的な治療薬です。
こんな方におすすめです
💡初めてAGA治療を受ける方
💡まずは標準的な治療から始めたい方
💡抜け毛の進行を抑えたい方
デュタステリド
デュタステリドは、Ⅰ型とⅡ型の両方の5α還元酵素を阻害します。
より幅広くDHTの産生を抑えるため、一般的にフィナステリドよりも強力なAGA治療効果が期待されます。
こんな方におすすめです
💡フィナステリドで十分な効果を感じられなかった方
💡より積極的な発毛・AGA治療を希望する方
💡AGAの進行が比較的強い方
効果の違い
一般的に、DHTを抑制する作用はデュタステリドのほうが強いとされています。
そのため、発毛効果についてもデュタステリドのほうが期待できるケースがあります。
ただし、薬の効果には個人差があります。
「より強い薬=必ず自分に合う薬」というわけではないため、AGAの進行状況や治療経過、副作用などを考慮して選択することが大切です。
副作用はある?
どちらの薬にも、以下のような副作用が起こる可能性があります。
・性欲の低下
・勃起機能の低下
・射精量の減少
・乳房の違和感や腫れ
・気分の変化など
副作用の出方には個人差があります。
気になる症状がある場合は、自己判断で中止せず、医師にご相談ください。
どちらを選べばいい?
迷った場合は、まずAGAの進行状況や治療歴を確認したうえで選択します。
フィナステリド
→ まずはAGA治療を始めたい方、標準的な治療を希望する方
デュタステリド
→ より強いDHT抑制を希望する方、フィナステリドで効果が不十分だった方
AGA治療は、早めに開始することで進行を抑えやすくなることがあります。
薄毛や抜け毛が気になり始めた方は、お気軽にご相談ください。
執筆・監修
TOMOぬくもりメンタルクリニック
院長 藤田 朋大(医師/精神科・心療内科/産業医)
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蒲田心療内科・精神科|TOMOぬくもりメンタルクリニック
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