2026年11月01日

「突然、心臓がドキドキする」
「ふわふわするようなめまいがある」
「胃が痛い、食欲がない」
このような身体の不調を感じていませんか?
検査をしても大きな異常が見つからない場合、その背景にストレスや精神的な負担が関係していることがあります。
ストレスは気分の落ち込みや不安だけでなく、身体にもさまざまな影響を及ぼします。
今回は、ストレスによって起こる身体症状と、その対処法について解説します。
1.ストレスによって身体に不調が起こる理由
私たちの身体は、ストレスを感じると自律神経のバランスが変化します。
自律神経には、活動時に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経があります。
強いストレスや緊張が続くと、交感神経が優位な状態になりやすく、心拍数や血圧、胃腸の働きなどに影響が出ることがあります。
その結果、さまざまな身体症状につながる場合があります。
2.ストレスによって起こりやすい身体症状
① 動悸・息苦しさ
・突然、心臓がドキドキする
・胸が締め付けられるように感じる
・息苦しさや呼吸のしづらさがある
・緊張する場面で症状が強くなる
不安や緊張によって交感神経が活発になると、動悸や息苦しさを感じることがあります。
② めまい・ふらつき
・立ちくらみがある
・ふわふわするような感覚がある
・頭がぼーっとする
・人混みや緊張する場所で症状が出る
精神的なストレスや不安が、めまいやふらつきに関係する場合があります。
③ 胃痛・吐き気・食欲不振
・胃がキリキリ痛む
・吐き気がする
・食欲が低下する
・下痢や便秘を繰り返す
ストレスは胃腸の働きにも影響します。緊張が続くことで、胃痛や吐き気、便通の変化などが生じることがあります。
④ 頭痛・肩こり・身体の緊張
・頭が重い、頭痛が続く
・肩や首がこる
・身体に力が入りやすい
・疲れがなかなか取れない
精神的な緊張が続くと、筋肉がこわばり、頭痛や肩こりなどにつながることがあります。
3.こんな状態が続いている場合は要注意
次のような状態が続いている場合、ストレスによる心身の不調が生じている可能性があります。
・仕事のことを考えると動悸や吐き気がする
・休日になると少し楽になるが、出勤前になると体調が悪くなる
・夜眠れず、日中も疲労感が強い
・以前より不安や緊張を感じやすくなった
・身体の不調が続き、仕事や日常生活に支障が出ている
こうした症状の背景には、適応障害や不安障害、うつ病などが関係していることもあります。
4.ストレスによる身体の不調を感じたときの対処法
身体の不調を感じたときは、無理をせず、心身を休めることが大切です。
・十分な睡眠時間を確保する
・仕事とプライベートの時間を切り替える
・適度な運動や散歩を取り入れる
・無理な予定や業務を減らす
・一人で抱え込まず、周囲に相談する
症状が長引く場合や、日常生活に支障が出ている場合には、医療機関への相談を検討しましょう。
なお、動悸やめまい、胃の不調には身体疾患が原因となっている場合もあります。自己判断せず、必要に応じて内科などで身体的な原因を確認することも大切です。
5.心と身体の不調は、早めの相談が大切です
ストレスによる不調は、気持ちの問題だけではありません。
身体に症状が現れていても、その背景に精神的な負担が隠れていることがあります。
「これくらいで受診してもいいのだろうか」と我慢してしまう方も少なくありません。
しかし、不調を我慢し続けることで、症状が悪化したり、仕事や日常生活に影響が出たりすることもあります。
気になる症状が続いている場合は、一人で抱え込まず、早めに専門医へ相談することをおすすめします。
当院では、働く社会人の方を中心に、ストレスによる心身の不調、動悸、不安、不眠、抑うつ症状などについて診療を行っています。
気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
執筆・監修
TOMOぬくもりメンタルクリニック
院長 藤田 朋大
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蒲田心療内科・精神科|TOMOぬくもりメンタルクリニック
〒144-0052 東京都大田区蒲田5-9-10 大月ビル4F
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