2026年7月18日

「休職中は家から出ないほうがいいのでしょうか」「旅行をすると会社に知られたら問題になりますか」「何もしないほうが回復するのでしょうか」
このようなご相談を診療でよくお受けします。
休職の目的は「家に閉じこもること」ではなく、心身を回復させ、安心して職場復帰できる状態を目指すことです。
この記事では、精神科医の立場から、休職中の適切な過ごし方や避けたい行動について解説します。
休職中の目的は「休むこと」ではなく「回復すること」
「何もしない」ことが目的ではありません。
休職中におすすめの過ごし方
十分な睡眠
まずは睡眠を整えましょう。
散歩や軽い運動
15〜30分程度の散歩でも構いません。
日光を浴びることは生活リズムを整える助けになります。
趣味や読書
好きなことに少しずつ取り組みましょう。
「楽しめる感覚」を取り戻すことも回復の一歩です。
家族や友人との交流
無理のない範囲で人と話すことも回復につながります。
休職中に外出してもいい?
基本的には問題ありません。
病状によっては散歩やカフェ、買い物などの外出が回復につながることもあります。
一方で、人混みで強いストレスを感じる場合には無理をする必要はありません。
旅行はしてもいい?
一律に禁止されるものではありません。
旅行が病状の改善につながる場合もあります。
ただし、
ような場合は慎重な判断が必要です。
旅行を検討する際は、主治医に相談しましょう。
やらないほうがよいこと
・昼夜逆転
・飲酒量の増加
・無理な転職活動
・SNSばかり見る生活
復職を考え始めるタイミング
次のような状態が目安になります。
・朝決まった時間に起きられる
・睡眠が安定している
・外出できる
・集中して読書や家事ができる
・気分の波が落ち着いている
まとめ
休職中は「何もしないこと」が目的ではありません。
心身の回復につながる生活を送り、少しずつ日常生活のリズムを整えていくことが大切です。
不安や焦りから無理をすると、回復が遅れることもあります。休職中の過ごし方に迷った場合は、一人で判断せずに相談しながら進めましょう。
執筆・監修
TOMOぬくもりメンタルクリニック
院長 藤田 朋大(医師/精神科・心療内科/産業医)
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蒲田心療内科・精神科|TOMOぬくもりメンタルクリニック
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