2026年6月27日

「最近気分が落ち込む」「やる気が出ない」「眠れない」といった症状があると、「うつ病なのでは?」と不安になる方もいらっしゃいます。
そのような際に、症状の程度を客観的に把握するために用いられる検査の一つが**SDS(Self-rating Depression Scale:自己評価式抑うつ性尺度)**です。
SDSとは?
SDSは、20項目の質問にご自身で回答していただく質問票です。
「気分の落ち込み」「睡眠」「食欲」「意欲」「疲れやすさ」など、抑うつ症状に関する内容について、現在の状態を4段階で評価します。
SDSで何がわかるの?
SDSは、抑うつ症状の強さを数値化することができます。
点数が高いほど抑うつ症状が強い可能性がありますが、SDSだけでうつ病と診断することはできません。
診断には、
症状の経過
日常生活への影響
他の病気の可能性
医師による診察
などを総合的に判断することが重要です。
定期的に行う意味
SDSは、初診時だけでなく、治療中にも定期的に実施することがあります。
同じ質問票を繰り返し行うことで、
症状が改善しているか
悪化していないか
治療の効果が出ているか
を客観的に確認することができます。
患者さんご自身も、以前の結果と比較することで回復の経過を実感しやすくなります。
点数だけにとらわれないことが大切
その日の体調や睡眠不足、仕事や家庭での出来事などによって、SDSの点数は変動することがあります。
そのため、一回の結果だけではなく、症状の変化や生活状況も含めて総合的に評価することが大切です。
まとめ
症状や経過を一緒に確認しながら、治療方針を考えるための一つの指標として活用しています。
気分の落ち込みや意欲低下が続く場合は、一人で抱え込まず、早めにご相談ください。
執筆・監修
TOMOぬくもりメンタルクリニック
院長 藤田 朋大(医師/精神科・心療内科/産業医)
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蒲田心療内科・精神科|TOMOぬくもりメンタルクリニック
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